監視カメラに関連した書籍
パソコンでつくる監視&防犯カメラシステム (PC遊友倶楽部)
この分野の入門書は皆無なので大変よかったです。業務で使う目的でなければ、本書でOKで、あくまでフリーソフトで構築できるところがポイントでしょう。安価に、自作PCでペット監視を考えている方にはお勧めです♪
テロ対策、防犯対策の名目でどんどん監視カメラ設置や指紋採取が行われている。ITの進展は監視しやすい社会に向かっている。犯罪とは無関係な個人の情報はどのように管理運営されているのだろうか、この点の内部情報などのスクープがないのでマイナス1点とした。日本人は管理されやすいので監視拒否の声があまりあがらないが、このまま管理が厳しくなり、思想や表現の自由まで脅かされると窮屈な社会になるだろう。最大の問題点は公務員は悪いことをしない、という前提で法律が作られている点である。本書は監視社会の問題点提起の本と捉えるとよいだろう。
監視カメラ社会―もうプライバシーは存在しない (講談社プラスアルファ新書)
筆者は、プライバシー権という視点から監視システムを切って捨てるような単純な主張はしない。 共同体の崩壊・都市化・ネットの普及などを背景として、ある程度監視システムが必要となっていることを肯定する。 しかし同時に、監視システムには限界があることも指摘する。 問題はこのような「監視システムの限界」が、現状の監視システムをより”強化”する方向に働くことにある。 「あらゆる予兆を蓋然性でしかとらえることができないからこそ、監視体制は強化の一途をたどるのである。」(p.153) このような監視システムの際限なき拡大により、プライバシー侵害被害が防犯効果を上回る日が来るのかもしれない。 どの範囲で監視システムを許容するのか、治安とプライバシーを両天秤にかけた緻密な比較考量を、国民それぞれが考えなければならない時期が来ていることを思い知らされた一冊だ。